残念ながら2022年9月30日に亡くなった三遊亭円楽さん。
その少し前、一時は脳梗塞のリハビリため休養することになった笑点に、円楽さんの代わりに2022年2月20日OAから様々な落語家がゲスト出演しました。
トップで出演したのは同期の落語家・春風亭小朝さん。ということでどんな落語家が出演したのかまとめてみました。
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- 笑点の大喜利にゲスト出演した落語家さん紹介!
- 春風亭小朝(67歳)
- 柳亭市馬(60歳)
- 月亭八方(74歳)
- 桂竹丸(65歳)
- 5代目桂米團治(63歳)
- 桂南光(70歳)〈2回出演〉
- 桂米助(74歳)
- 立川志らく(59歳)〈4回出演〉
- 橘家文蔵(60歳)
- 鈴々舎馬るこ(42歳)
- 桂三度(53歳)
- 月亭方正(54歳)
- 立川春の輔(49歳)
- 柳家わさび(42歳)
- 桂文枝(79歳)〈2回出演〉
- 瀧川鯉昇(69歳)
- 春風亭昇也(40歳)
- 蝶花楼桃花(40歳)
- 立川生志(58歳)
- 三遊亭白鳥(59歳)
- 春風亭一之輔(44歳)
- 笑福亭鶴光(74歳)〈3回出演〉
- 林家菊丸 (48歳)
- 桂文治 (55歳)〈2回出演〉
- 瀧川鯉斗 (55歳)〈2回出演〉
- 月亭八光 (45歳)
- 三遊亭王楽 (44歳)
- 2代目林家木久蔵 (46歳)
- 柳亭小痴楽(34歳)
笑点の大喜利にゲスト出演した落語家さん紹介!
笑点にゲスト出演した順に並べてみました。このゲスト制度が始まったのは2022年2月20日の春風亭小朝さんから。
春風亭小朝(67歳)
36人抜きの天才落語家!
●2022年2月20日・11月6日出演
(ここからゲスト制度開始)
●落語協会所属(師匠春風亭柳朝)
小さい頃から落語好きで、素人参加番組で落語のチャンピョンになり、高校に通いながら五代目春風亭柳朝の元で前座修行。もちろん落語家になると大きな注目をあび、テレビ、ラジオ、ドラマと大活躍。
入門から10年、わずか25歳で36人抜きで真打昇進する偉業を成し遂げ、今現在も活躍。
柳亭市馬(60歳)
落語協会会長の正統派!
●2022年3月20日出演
●落語協会所属
落語界最大派閥の落語協会の会長。1980年に柳家小さんに入門。2021年3月には芸術選奨文部科学大臣賞も受賞。
正統派古典落語の後継者として地位を築き、落語関連の雑学王と呼ばれるほど知識は豊富。信頼と実力の市馬師匠。
月亭八方(74歳)
関西で大人気落語家!
●2022年3月27日出演
●上方落語協会所属(師匠月亭可朝)
若い頃からテレビ番組『ヤングおー!おー!』などに出演し、関西を中心にテレビで活躍。一時期は笑っていいともなど東京にも進出したが、水があわず大阪に出戻ることに。
師匠はボイン漫談でおなじみの月亭可朝。弟子の月亭八光は長男。そしてタレントの山崎邦正も月亭方正として弟子入りなど弟子&師匠も有名。
桂竹丸(65歳)
春風亭昇太と同時代にテレビで人気に!
●2022年4月3日出演
●落語芸術協会(師匠桂米丸)
90年代には春風亭昇太ともにテレビ出演で人気に。現在でもラジオや高座をメインに大活躍。大学卒業後に『お笑いスター誕生!!』に出場し5週勝ち抜き後に、その時の審査員長の四代目桂米丸に入門。
5代目桂米團治(63歳)
父は三代目桂米朝!
●2022年4月10日出演
●上方落語協会所属
父親は落語家で人間国宝の三代目桂米朝。1978年関西学院大学在学中に父親に入門。2008年に五代目桂米團治を襲名した期待の落語家。
小さい頃は米朝の弟子の月亭可朝に子守をされていた。ボイン漫談が子守唄⁉
桂南光(70歳)〈2回出演〉
バラエティ生活笑百科でもお馴染み!
●2022年4月17日・24日出演
●上方落語協会所属
高校在学中に『素人名人会』でテレビ出演。大阪を中心に活動し、NHKのバラエティ生活笑百科で関東人にもお馴染み。
特に落語家になろうとは思ってなかったが、ラジオで人気だった2代目桂枝雀をディスクジョッキーとして好きになり、1970年に入門。
桂米助(74歳)
YouTubeは落語界一の人気!
●2022年5月1日出演
●落語芸術協会所属
お馴染みの落語家さん。テレビでは「隣の晩ごはん」で人気になり、今や落語ユーチューバーとして大人気。ベテラン落語家のヨネスケさんだからこそ呼べる、豪華ゲストや落語界の秘話などは必見。
立川志らく(59歳)〈4回出演〉
今やテレビでも大人気!
●2022年5月15日・22日、2023年1月22日・29日出演
●落語立川流(師匠立川談志)
テレビやSNSでもフォロワー10万人以上と大人気。かつては朝の帯番組の司会まで担当。現在でもTBS「ひるおび」にレギュラーコメンテーターとして出演中!
昔は笑点をバカにしていたスタンスだった志らくさん。だから笑点への出演は衝撃的だった。師匠談志からも「志らくは天才」と多大な評価をされていた。
橘家文蔵(60歳)
コワモテ顔の愛されキャラ!
●2022年5月29日出演
●落語協会所属
BS笑点の若手大喜利にもかつて出演していた。強面の表情がチャームポイントで、それをキャラクターとして大喜利で活躍。今回の笑点でもコワモテキャラで回答連発!2016年に「三代目橘家文蔵」を襲名。
鈴々舎馬るこ(42歳)
賞を多数受賞の若手実力派!
●2022年6月19日出演
●落語協会所属
元々はお笑い芸人を目指し大学を中退し事務所にも所属してたが、色々あって落語家に方向転換。2003年5月に五代目鈴々舎馬風に入門。
2013年にはNHK新人演芸大賞落語部門大賞受賞や北とぴあ若手落語家競演会 奨励賞も受賞するなど実力メキメキ上昇中!あとプロレス好き。
桂三度(53歳)
お笑い芸人から転身の新作落語派!
●2022年6月26日出演
●上方落語所属(師匠桂文枝)
元お笑いコンビ「ジャリズム」→ピン芸人「世界のナベアツ」→そして落語家「桂三度」に転身。
師匠は桂文枝(桂三枝)に2011年3月に弟子入りし、元々ネタ作りに定評のあったため、新作落語を得意とし、落語家としても2018年NHK新人落語大賞を受賞した実力者。
月亭方正(54歳)
お笑い芸人から転身!
●2022年7月3日・10日出演
●上方落語所属(師匠月亭八方)
元お笑いコンビ「GSX(ガスペケ)」→「TEAM-0」→ピン芸人「山崎邦正」→そして落語家「月亭方正」に転身。2008年5月に月亭八方師匠に入門し、2021年4月の落語を始めてもう14年目には初めての弟子をとっている。
立川春の輔(49歳)
立川志の輔の一番弟子!
●2022年7月17日出演
●落語立川流(師匠立川志の輔)
1997年に立川志の輔に入門。BS日テレの若手大喜利コーナーにも出演していた人気落語家。2013年には真打に昇進。
柳家わさび(42歳)
若手注目株!
●2022年7月24日出演
●落語協会所属
2003年3月に日本大学芸術学部油絵科卒業後に柳家さん生に入門する。大学ではもちろん落語研究会所属。2019年9月には真打昇進。
BS日テレの笑点特大号の若手大喜利では、桂歌丸さんと同じ色の衣装を着用。新しい笑点の大喜利メンバーになるのではともいわれていた。(結局桂宮治)
桂文枝(79歳)〈2回出演〉
今や新作落語の桂文枝!
●2022年7月31日・8月7日出演
●上方落語所属
いわずとしれた大人気タレントで落語家。落語家としての活動よりタレントとして売れてしまったために、落語家としては過小評価されていた。
しかし、三遊亭円丈の新作落語に影響をうけ、自分も新作落語を生み出すようになってから評価が一変。今や落語家としても多大な評価を受けている。
瀧川鯉昇(69歳)
高座の爆笑王で古典&新作も得意!
●2022年8月14日出演
●落語芸術協会(師匠春風亭柳昇)
ひょうひょうとした佇まい、舞台映えする特徴的な顔と笑うと飛び出す歯がチャームポイント。古典落語、新作落語、改作落語とオールマイティーにこなし、観客を楽しませてくれる鯉昇師匠。
「こいのぼり」ではなく「りしょう」と呼びます。瀧川鯉八や瀧川鯉斗などの有名な弟子も育ててる。
春風亭昇也(40歳)
成金メンバーの若手注目株!
●2022年8月21日出演
●落語芸術協会(師匠春風亭昇太)
もともとはお笑いコンビとして活動。2008年に春風亭昇太に入門し、落語家に転身。
2018年に彩の国落語大賞受賞。2019年に北とぴあ若手落語家競演会大賞受賞と着実に力をつけ、現在はBS日テレの笑点で若手大喜利出演中。2022年5月、真打昇進。
蝶花楼桃花(40歳)
キュートな人気女性落語家!
●2022年9月4日出演
●落語協会所属(師匠春風亭小朝)
桃花さんは元々ミュージカル女優に憧れ、劇団にも所属した後、2006年に春風亭小朝さんの弟子となり落語家へ転身。2022年の真打昇進時に「蝶花楼桃花」へ改名。
実は落語家になった後、2014年に年齢を7歳もサバ読んで、AKB48のオーディションを受けたこともあるそう。
立川生志(58歳)
賞ハンターとして実力折り紙付き!
●2022年9月11日出演
●落語立川流(師匠立川談志)
芸歴20年目にしてやっと真打になった苦労人「立川生志」さん。立川談志の最後の方の弟子として師事し、その実力から落語の賞という賞を総なめにしてきた落語家。
談志もその実力を認めてるからこそ、逆に後輩を先に真打にして、芸歴20年目にして真打にした。そのときに談志はいった。「先に談慶を真打にしたがアレは違うから。おまえわかってるな?」と。
三遊亭白鳥(59歳)
新作落語と言ったらこの人!
●2022年9月18日出演
●落語協会所属(師匠三遊亭円丈)
奇想天外な新作落語を次から次へと発表する三遊亭白鳥。アドリブを駆使し、座布団相手に格闘を繰り広げ、新作落語から改作落語をやりまくる。ときには皇室のタブーに切り込んだ新作落語を作り出す、落語界の危険物。
春風亭一之輔(44歳)
今一番トップ級の人気落語家
●2022年9月25日出演
●落語協会所属(師匠三遊亭一朝)
落語のチケットが“もっとも取りにくい”と言われる落語家「春風亭一之輔」。最高で一日6回高座を務めたことも。Twitter、YouTube、高座ととにかく今一番勢いと人気のある落語家。
笑福亭鶴光(74歳)〈3回出演〉
ラジオのシモネタで大人気だった!
●2022年3月13日・10月2日・16日出演
●上方落語所属
桂文枝さんと同期で、Mr.オールナイトニッポンと呼ばれている。初めの方はラジオも普通だったが「セックスアピールが足りない」とのディレクターの一言で、下ネタを前面に押し出してブレイク。
クレームにより1か月だけ下ネタを完全に排除したことがある。リスナーとの生電話で乳首の色はと聞くのはお約束。
林家菊丸 (48歳)
●2022年10月23日出演
●上方落語所属
大阪産業大学中退に4代目林家染丸に入門。2015年には繁昌亭大賞を受賞し、2013年には115年ぶりに林家菊丸という名前を復活襲名!
桂文治 (55歳)〈2回出演〉
●2022年11月13日・20日出演
●落語芸術協会所属
「桂」の亭号の開祖である桂文治の大名跡を襲名した11代目桂文治さん。中学生の時に10代目桂文治に入門志願するも断られ、高校卒業後に再度入門志願し入門が許される。同性愛者的な噂もありそれをネタによくいじられる。
瀧川鯉斗 (55歳)〈2回出演〉
●2022年11月27日出演
●落語芸術協会所属
高座だけではなく、あらゆるメディアに登場し、人気の鯉斗さん。元暴走族上がりでイケメンという、落語家になかったキャラがウケて人気落語家の一人に。
月亭八光 (45歳)
●2022年12月4日出演
●上方落語協会所属
月亭八方さんの息子さんで関西地区で大人気。関西ではいくつものレギュラー番組をもち、知名度抜群!
三遊亭王楽 (44歳)
●2022年12月4日出演
●円楽一門会所属
三遊亭好楽さんの息子さん。記者に「親の七光りはある?」ときかれ、「七光りですか?だって好楽ですよ」と父親をいじって笑いをとる王楽さん。
2代目林家木久蔵 (46歳)
●2022年12月18日出演
●落語協会所属
林家木久扇さんの息子さん。親とは仲がよく、弟子になってからでも父親と息子の関係のママという、逆に珍しいパターン。木久扇さんは息子を溺愛。
柳亭小痴楽(34歳)
5代目柳亭痴楽の次男で若手筆頭落語家!
●2023年1月15日出演
●落語芸術所属(師匠柳亭痴楽→桂文治)
やんちゃ坊主って言う言葉がにあう小痴楽さん。江戸っ子気質で古典落語が得意。
2008年6月に寝坊癖のせいで師匠に激怒され破門され、結局痴楽門下に移籍し「柳亭ち太郎」と改める。2009年11月に二ツ目昇進し「三代目柳亭小痴楽」となり、2019年9月に真打昇進。
若手注目株の落語家。
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