『甲府ぃ』落語のあらすじ (サゲも)をわかりやすく紹介!

甲府ぃ 落語の演目あらすじ
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初心者のために古典落語のあらすじをご紹介!

今回ご紹介する演目は『甲府ぃ』。不遇の人生を送っていた男はお腹をすかし万引してしまう。店主はそれをしかり、その素性に同情して手を差し伸べる。

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『甲府ぃ』のあらすじと感想

甲府ぃ

“人はやり直せる”

.人情噺. .万引. .改心.

簡単なあらすじ

江戸の豆腐屋の店先でおからを盗み食いする若い男がいた。豆腐屋の職人・金公がそれを見つけて叱る。世話好きの店の主人は金公をなだめ、若い男に万引した理由を聞く。

男(善吉)はうつむきながら告白した。自分には両親がいず、甲府に住む叔父さんに育てられた。そしてなんとか一人前になれるようにと身延山に願掛けして江戸に出てきたところ、浅草で財布をむすまれてしまった。それでどうしょうもなくて万引したと。。。

主人も善吉と同様に法華(日蓮)宗を熱心に信心しているところから、これも日蓮聖人の引き合わせだろうと、腹をすかせた善吉に朝飯を食べさせる。善吉は五合の飯をすべて平らげてしまう。

主人は、知り合いの豆腐屋から従業員の金公を譲ってくれと頼まれていたので、その後釜として善吉を雇うことにする。この店はゴマをたっぷり入れたがんもどきが自慢。

店売りのほかに、天秤に担いで「とお~ふ~、ゴマいり~、がんも~ど~きい~」と歌いながら売り歩く。

朝が早く、ことに水の冷たい冬には辛い豆腐屋での奉公だが、善吉は熱心に働いた。子供や年寄りにも親切なので、お客のおかみさんたちに信頼され、商売は上々。これまで「法華豆腐」と呼ばれていたのが「善吉豆腐」と呼ばれるまでになった。

ある夜、主人は冷水を浴びて心身を清めるながら一心に祈る善吉の姿を見て、一人娘のお花に善吉を婿にとろうと決める。女房も喜び、お花・善吉ともにいやはなかった。主人と女房は隠居所を建ててそこに住み、店は若夫婦に譲った。

善吉はなおいっそう熱心に働き、店はますます繁盛する。若い者も何人か雇った。善吉があまりに真面目に働き過ぎることだけが、主人の心配のたね。

少しは骨休めしろとすすめる主人に、善吉は、甲府の叔父さんに挨拶をし、身延山で願ほどき(念願が叶ったお礼参り)をしたいと申し出る。

善は急げと、早速翌朝、隠居宅に寄って豪華な朝ごはんをいただき、善吉とお花は甲府へ向かおうとする。

まわりの人たちが、初めて見る二人の旅姿に驚いて「どちらへ?」とたずねる。

善吉「甲府い~、お参り~、願ほ~ど~きい~」

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時間がない方へ超要約こんな話

男は甲府から江戸にやってきたが、なけなしの金を盗まれてしまう。お腹をすかし、豆腐やで万引。それを見つけ叱った店主は男の素性に同情して手を差し伸べる。

それに答えて頑張る男の働きをみて一人娘との結婚と店を譲る決断をする。

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