週刊ダイヤモンド「落語にハマる!」
落語初心者から落語マニアまで満足の144ページの大特集!
経済雑誌の週刊ダイヤモンドで落語大特集した時のものを再編集したものです。落語以外の記事は載ってないので330円という安価な価格になってます。
2016年ですからちょうど落語ブームが話題になったときのもの。落語界をわかりやすく図解したり、人気落語家へのインタビュー、普段見ることができない二つ目の落語家の生活など内容盛りだくさん!落語好きも落語初心者も一見の価値あり!
●発売/2016年7〜9号
●値段/21.8.10時点
〈アマゾン〉電子書籍
〈楽天〉電子書籍330円・紙書籍700円
〈ヤフーショッピング〉電子書籍330円
※電子書籍版と落語特集回の載ったダイヤモンドの中古雑誌があります。
雑誌の内容
雑誌の内容で特に興味深かったのは「食える噺家上位100人」。落語ブームのおかげか、なんと現在落語家数は約800人に上るといわれます。その中で果たして食えるのは何人か。
真打総数65%という逆ピラミッド状況のなかで、ホール落語・寄席などのギャラ事情も交えて落語界の明と暗を浮き彫りしています。ちなみに寄席のギャラは平均1日2,500円だそうです。
落語初心者にもこれから落語の沼にハマっていくぞ!という人に対してもお薦めの本です。特に「落語家ランキングベスト50人」は、どの落語家を聞けばいいのかのガイド本にもなっています。
▼特集内容一覧
....50周年「笑点」に見る落語の栄枯盛衰.
笑点出演者の現役2人「春風亭昇太」「三遊亭小遊三」が「笑点」人気と落語の関係について語ります。
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....図解で解説!落語界の勢力マップを解説.
ブームではなく「落語復権」への確かな足跡を確認できる特集! 図解で落語家の現実と問題点も浮き彫りにする内容です。
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....落語の初心者〜マニアまで満足の特集.
初心者向けの落語の基本情報から寄席特集、ビジネスの現場で利用できる落語マクラ活用術まで充実の特集! もちろんマニア納得の若手落語家〜名人と呼ばれる落語家の紹介記事やインタビューも必見。
立川志の輔が落語家人生34年を語る特集ページもある重厚な内容ですが、カルチャースクール「落語教室にいってみた」や「落語好きが選ぶ落語家ランキング」などパラパラっと暇つぶしにみれる内容もあり!
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....コラム.
〈人間国宝〉「桂歌丸」は人間国宝になれるかなれないか & 落語界で認定者が少ない理由
〈紙切り〉紙切りってなんだ? 林家正楽
〈インタビュー〉桂文枝が語る落語の未来について
男の隠れ家「平成落語黄金時代」
若手落語家&人気落語家の87ページの大特集!
雑誌「男の隠れ家」で落語の特集「平成落語黄金時代」。まだ令和になる前の雑誌なので“平成落語黄金時代”となってますが、過去の落語家を振り返るというわけでなく、現在進行系の人気落語家&令和に来る落語家を特集しています。つまり次世代を担う若手落語家特集という感じの内容でした。
もちろん、いま乗りに乗ってる落語家、柳家喬太郎、立川談笑、柳家三三、三遊亭兼好、春風亭一之輔達のインタビューも掲載。
●発売:2017年2月号
●値段/21.8.10時点
〈アマゾン〉電子書籍・中古紙書籍
〈楽天〉電子書籍100円・紙書籍712円
〈ヤフーショッピング〉電子書籍611円・紙書籍3,415円
雑誌の内容
平成落語家黄金時代インタビューは見もの。迫力のある高座の写真が光る。さらに人気真打「柳家喬太郎」が二ッ目時代を振り返るインタビュー内容も面白い。喬太郎いわく「いまの二ッ目は注目されてうれしい半面、結果を要求され冒険しづらくなってるのでは」と心配のお言葉も。
喬太郎さん自身は、二ッ目時代は足かせもなく色んな実験ができたので、このまま二ッ目のままイタカッタとのこと!
▼特集内容一覧
....平成落語家黄金時代インタビュー.
柳家喬太郎、立川談笑、柳家三三、三遊亭兼好、春風亭一之輔のインタビュー記事&高座写真(写真家橘蓮二)
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....いま注目の二ツ目落語家特集.
二ツ目の若手落語家特集! 普段、取り上げられるのはどうしても真打の人気落語家達。そのなかで、ココまでの若手落語家特集はなかなかお目にかかれません。いま、乗りに乗ってる注目の若手落語家をたっぷとご紹介! わたしの注目は桂宮治、瀧川鯉八、立川吉笑です。
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....黄金時代を支える人気落語家特集.
若手も特集していますが、やっぱり外せないのが人気落語家達。令和に入ってからも現在進行系の人気落語家から何世代にも渡って落語人気低迷期を支えたレジェンド落語家までご紹介!
また、珍しい色物特集もあります。
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....コラム.
〈師弟関係〉色んな落語家の師匠からもらった大切な金言
〈観覧〉実際に落語を見に行こう
〈講談〉今大人気講談師ふたりの「神田松之丞」
〈浪曲〉浪曲の未来「玉川太福」の新境地
落語の申し子「古今亭志ん朝」
古今亭志ん朝マニアが満足する248ページの大特集!
過去に発行した雑誌の増刷版。エッセイや旅の話、落語談義、末広亭の元席亭の思い出話など大幅増補。とにかく古今亭志ん朝好きにはたまらない盛りだくさんの248ページに渡る志ん朝特集本! ファン必見の本です。
●発売:2019年9月11日
●値段/21.8.10時点
〈アマゾン〉紙書籍
〈楽天〉紙書籍1,430円
〈ヤフーショッピング〉紙書籍1,430円
雑誌の内容
落語家「古今亭志ん朝」本人のエッセイやインタビューなどはもちろんのこと、他の落語家からみた古今亭志ん朝という内容が面白い!
弟子の古今亭志ん橋の師匠との稽古の話、三遊亭好楽が可愛がってもらった話、春風亭一朝が見た志ん朝の高座への臨み方。さらに当時まだ二ツ目の柳家三三、桃月庵白酒、入船亭扇辰の志ん朝に認めてもらいたいという思いやその魅力まで語るエピソード集。まさに一読の価値アリ!
▼特集内容一覧
●本邦初公開!志ん朝1979年の芸談
●志ん朝の持ちネタの演目一覧
●立川談志のエッセイ
・志ん朝へ
●志ん朝のエッセイ
・寄席の楽屋
・兄・金原亭馬主
・ライバルを語る
・寄席らしい寄席
●志ん朝のインタビュー
・そばや駄菓子だから丁寧につくる
・芸に対しては見栄っ張り
・ジャズ喫茶で噺のけいこ
●噺家がみた古今亭志ん朝
・古今亭志ん橋、三遊亭好楽、春風亭一朝、五街道雲助の証言
●二ツ目勉強会と古今亭志ん朝
・柳家三三、桃月庵白酒、入船亭扇辰、橘家文左衛門の証言
●特別対談「古今亭志ん朝VS杉浦日向子」
●新宿末廣亭・前席亭の証言「寄席の志ん朝」
●大須と二朝会のCDブック
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