【落語好き必読】落語専門誌「東京かわら版」!落語の公演情報満載!

東京かわら版 落語好き向けサービス
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東京かわら版をご紹介!

東京かわら版表紙

1974年に創刊し40年以上に渡って落語好きに愛されている日本で唯一の演芸専門誌「東京かわら版

とにかく東京およびその近郊の落語好きにとっては、これをチェックしなければ落語ライフが始まらないというほど重要。でもいまはネット社会だし、いちいちお金を払って紙雑誌なんて買う必要なんてあるの? そんな疑問をお持ちの方にも「東京かわら版」の魅力と必要性を解説していきたいと思います。

東京かわら版のお薦めポイント
  • 毎月1,000件以上の公演情報が紹介されている!
  • 演芸の最新情報が手に入る!
  • 地方公演の情報も知ることができる!
  • 3ヶ月先までの公演情報を記載!
  • 出演者・料金・自由席/指定席、当日券情報まで詳細記載
  • 落語好きのコラムニストの充実したコラム
  • 寄席割引券付
  • 公演を調べるのにとても便利な機能付

東京かわら版の内容について

東京かわら版の基本情報から内容まで簡単にご紹介します。落語に限らず、講談・浪曲・漫才など、寄席や落語会、お笑いに関する情報が、これでもかというぐらい誌面にぎっしりと詰まっています。

基本情報

●発売日:毎月28日発行
●価格:600円
●大きさ:新書サイズよりタテのみが3cm長い
●ページ数:約170ページ(号によって変わる)
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21年8月の内容を紹介

実際に東京かわら版にはどんな情報が書かれてるのか具体的に「21年8月号」を例にとってご紹介します。

巻頭エセー/藤井青銅『落語と私 私と落語』

1955年生まれの脚本家・放送作家でいっこく堂の演出・プロデュースもしている藤井青銅さん。現在は柳家花緑さんとの一大プロジェクト「47都道府県すべてにご当地新作落語を作ってご当地で披露する」に作品を提供しています。

47都道府県にまつわる新作落語をその現地で披露する「d47落語会」の模様、青銅さんと花緑師匠の出会いから現在のプロジェクトを中心に書かれたエッセーです。

今月のインタビュー「ぴろき」

毎月色んな芸人にインタビューする連載記事。今回は寄席でお馴染みウクレレ慢談の「ぴろき」さん。
Q)普段からその格好で?
A)10年以上そうですね。師匠の東八郎に芸人は玄関出た時から芸人スイッチ入れろと教わったので。

Q)今回の撮影の時、女子高生から「ぴろき〜」と声援を浴び、無断で写真を撮られてましたが。
A)全然OKです。逆にエゴサーチしてそのツイートを見つけたら、「へへへ、いひひ」とコメントして驚かせるのがスキなんですよ。

Q)昔は風船(バルーンアート)を使った芸をして人気が出たのになぜウクレレに?
A)僕がやった頃には誰もやってなかったけど、そのうちバルーンアートのハウツー本なんかかでてきて物珍しさもなくなったので他になにかないかなと。若い時はフォークギターが人気だった時代だったのでもともと楽器を使ってみたくて。

などなどぴろきさんの芸人になったきっかけからギャラの話、昔は漫才コンビだったなど芸人人生を語ってます。

連載記事&特別記事
  • 連載記事
    • 似顔絵コウザ「神田松鯉」/佐々木知子
      ▶佐々木知子さんの似顔絵講座
    • 落語の巧味 『千早ふる』/木ノ下裕
      ▶一つの演目をより深く歴史を持ち入りながら構造的に読み解くコラム
    • お二階へご案内/三遊亭兼好
      ▶Twitterでもおなじみ兼好さんのイラスト付のエッセー
    • ホリイの落語狂時代/堀井憲一郎
      ▶毎度様々なデータを持ち入りるおもしろコラム。今回は月別で聞いた夏の落語回数。No.1は6月『たがや』、7月『青菜』、8月『船徳』
    • 築コレ/金原亭馬太郎
    • 演芸ノ時間/寺脇研
    • バカなことはヨセ!バトルロイヤル風間
      ▶漫画家による落語4コマ漫画
  • 読みもの ほか
    • 演芸界最新情報
    • 柳家花緑インタビュー 落語とバレエの兄弟コラボ
    • 読者のおたよりコーナー
    • 東京かわら版の使い方ガイド・直販店リスト
落語関連情報掲載ページ

落語関連本やCD・DVD紹介
演芸番組放送スケジュール
落語家出演のラジオ・テレビ等の放送スケジュールが一覧で載ってます!
早耳情報&関所外情報
「早耳情報」では三ヶ月先の落語会の公演情報を掲載。「関所外の情報」では東京の落語家が関東以外で出演する落語会の公演情報掲載。
東京寄席案内
上野鈴本演芸場、浅草演芸ホール、新宿末広亭、池袋演芸場、国立演芸場で開かれるプログラムを出演者も含めて掲載!さらに本誌を持参すると特別割引にもなる。
演芸会情報
8月の落語・講談・浪曲・漫才などの演芸会&生配信演芸会情報

落語好きなら「東京かわら版」マストバイな理由

充実した落語コラム、インタビュー、人物紹介など企画いろいろはあるものの、結局のところ、落語好きがマストバイな理由は落語をはじめとする演芸会情報の充実です!

毎月の落語公演情報の1,000件を一覧で見ることができるなんて、ネットではいくら検索しても絶対にムリ。これこそ東京かわら版を買う理由です。

わたしの場合、まずは翌月の演芸会を月初から月末まで一気にチェック。ここを見ておかないと、もしかして行きたい演芸会を見落としていたのではないかと、安心できないのですw。ではどんな感じでみればいいのか私のやり方をご紹介!

寄席好きなら東京寄席案内は必見

寄席情報

東京寄席案内には上野鈴本演芸場、浅草演芸ホール、新宿末広亭、池袋演芸場、国立演芸場のプログラムがこんな感じで載っています。私は自分の行きたい箇所にマーカーをつけてますww

内容は各寄席の上席・中席・下席の昼の部・夜の部の出演者一覧を出演順に掲載。ネタ出し公演の場合は演目も掲載されてます。もちろん休席日や料金、公演の簡単な見どころ、地図も掲載。

本誌持参割引料金:末広亭300円、鈴本演芸場・浅草演芸ホール・国立演芸場200円引

お目当ての公演情報を簡単チェック!

8月の演芸会情報

落語好きの方でこんなことで悩んでませんか?

  • 好きな落語家がいすぎて公演情報をHPやTwitterでチェックするのは面倒
  • 自分のお気に入りの落語家が出演する落語会に必ずいきたい。
  • いつどこでどんな落語会がやってるか一覧でチェックしたい。
  • 情報を知った頃にはチケットが完売してた。

そんな人におすすめなのがまさに「東京かわら版の演芸情報」なのです。そこで便利な検索方法をご紹介。

翌月の東京近郊 & 地方の演芸会情報が知りたい!

東京かわら版を後ろから開くとで東京および近郊で開催される翌月の公演情報が載っています。落語だけではなく講談や浪曲、漫才などいろいろな演芸会が、大ホールから、たとえば居酒屋さんでの小さな落語会まで網羅されてます。逆にここに載ってないのを探すほうが難しいくらい!

公演会のタイトル、出演する芸人、料金、会場、予約電話番号までバッチリ記載されてるのでとても便利です。自分の予定を見ながら行ける日になにか落語会が開かれてないかななんて見るのもいいし、一通りみて予定を合わせて行くのもよし。いろんな使い方ができます。

公演情報:指定席or自由席、前売り券有or当日券のみ、シニア・学生料金、大・中・小ホール、web有り、ドリンクOKなどの情報あり
.

さらに地方の落語会の情報まで記載があるので、落語を聞いてみたいけどなかなか機会がなくて、というような地方の方々への配慮もバッチリ。

地方公演
好きな落語家の公演情報を知りたい!
出演者別掲載ページ

好きな落語家がいてその落語家の公演を見に行きたい。その場合は上記の「出演者別掲載日索引」が便利!

使い方は簡単!好きな落語家を見つけてそこに書いてある数字を見ます。その数字は翌月に寄席や落語会に出演している日付です。その日付をチェックしたら上記で解説した「8月の演芸会情報」ページに飛んで探すだけ。

探し方はこんな感じで探せます!
索引

例えば上記のように「三遊亭兼好」が好きな方は兼好さんの箇所をみると2日・4日・5日・6日・・・国立演芸場の中席に出演する、ということがわかります。そうしたら8月2日の公演情報一覧を見れば詳細が記載されてます。

ちなみにわたしは高円寺で開かれる瀧川鯉八さん出演の落語会が気になったので、忘れないよにマーカーをつけましたw

来月以降の公演情報を知りたい!
早耳より情報

今月は忙しくていけないから、来月以降なにか面白い公演がないかなと前もって予定を立てたい人もいるかと思います。そんな時にも東京かわら版は頼りになります。

上記のように最長で3ヶ月先まで情報を記載してくれています。チケットの発売日も記載されているので、このページもチェックが欠かせません。

どれに行こうか迷ってる場合
目次と広告

面白そうな企画等を紹介している「話題の演芸会PICK UP」や「広告」も見逃せない情報です。パラパラめくってるとおっと!意外な発見があるかもしれません。

例えば上記のような「プライム落語 in 横浜」。人気の柳家喬太郎、柳家三三、林家彦いち、桃月庵白酒、三遊亭白鳥、そして上方落語家の桂雀々。東京ばかり気にして、横浜の落語会までに目が及ばなかった、などということは、少なくともわたしの場合、ありがちですw
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まとめ

落語・講談・浪曲ライフの必須アイテム「東京かわら版」。

ネットでこまめに検索するより、はるかに効率が良いです。一覧でパラパラっと手軽に見ることのできるこの便利さは本当に素晴らしい。

わたしのカバンのなかにはいつも「東京かわら版」とマーカーが入っています。「東京かわら版」はその膨大な情報にもかかわらず小さくて軽いので、カバンのなかで邪魔にならない。ここも強調したいところです。

ということで落語好きのマストバイ「東京かわら版」のご紹介でした!

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