天才「古今亭志ん朝」の凄さ・十八番(代表作)・経歴・逸話について!

古今亭志ん朝落語家45人紹介
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2001年10月1日、63歳で亡くなった古今亭志ん朝。当時、その死はひとりの名人の早すぎる死として片付けられる問題ではありませんでした。

小説家・評論家の小林信彦いわく「東京落語は終わった」

東京の落語界の真ん中にぽっかりと大きな穴が空いた。それは誰にも埋められない。

現在、東京落語はもちろん終わってなどいません。脈々とその伝統をつないでいます。

そのなかで志ん朝師匠の落語は現在の東京落語の底流として生き続けています。さらに志ん朝師匠ご自身の音源も発売され続けています。

古今亭志ん朝は、いまなお落語ファンを魅了してやまない存在です。それは落語という芸能が続く限り変わることがないのかもしれません。

古今亭志ん朝の凄さ
  • 初高座からわずか五年で真打昇進の天才
  • 八代目桂文楽・八代目林家正蔵・六代目三遊亭圓生・五代目古今亭志ん生(父親)・三木のり平らの影響を受ける
  • 落語の特徴は、江戸前、歯切れ良く、明るくさわやか、独特のスピード感、色気と気品
  • 正統派の落語家としての落語を三十代前半にして完成
  • 立川談志とはライバル関係
  • 後世に与えた影響は絶大
  • 死後も発売される数々のCD・DVDや全集

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プロフィールと経歴

初高座からわずか五年で真打昇進

志ん朝は1938年3月、五代目古今亭志ん生の次男として誕生し、強次と名付けられました。

父親の志ん生は昭和の名人。貧乏な時代を経て、志ん生ならではの伸び伸びとした自由な落語を確立し、落語界の大看板のひとりとして活躍していました。

志ん朝が生まれたのは、一家がすでに貧乏から脱していた時期。志ん朝は子供の頃から無類の芝居好きで、母親に連れていってもらって以来、すっかり歌舞伎に魅せられ、中学一年からは自分一人で行くようになりました。

中学三年生の頃には、将来は歌舞伎役者になりたいと父親に話しています。

志ん生は
「歌舞伎は世界が違う、ハタから入って行ったってダメだから。それより噺家になれ、扇子一本でどこへでも行ってひとりでできる」
と諭します。

この後、外交官になるという夢も抱いた志ん朝ですが、1957年、大学受験浪人中に志ん生に説得されて、しぶしぶ覚悟を決めて落語家になり高座にあがりました。

そしてわずか二年で二ツ目、その三年後には早くも真打昇進を果たします。この昇進は三十六人抜きとまさに前代未聞。この後、落語界のスーパースターとして大活躍します。

一方、歌舞伎ではありませんが、1961年にNHKの連続テレビドラマ『若い季節』へのレギュラー出演で念願の役者としてもデビュー。

その後も数々のテレビドラマ、映画、舞台と活躍の場を広げ、テレビではバラエティ番組の司会も務めています。

落語の人気が低迷し、寄席に客が集まらなかった時期、志ん朝がトリを務めた興行だけは満員になったというように、東京の落語界のトップ中のトップであった志ん朝師匠ですが、肝臓がんによって六十三歳で帰らぬ人となりました。

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志ん朝のマニアック情報
  • 歌舞伎役者、外交官になるのが夢だった。
  • 十歳離れた兄は十代目金原亭馬生、女優の池波志乃はその娘なので、志ん生にとっては姪、俳優の中尾彬は義甥にあたる。
  • 落語家=芸人は慎ましい生活をおくるべきという風潮がまだ残っていた時代だったので、落語家としては珍しく高級外車に乗り、豪邸を住んでいたためマスコミに批判されることがあった。
  • カラオケではサザンオールスターズをよく歌っていた。

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古今亭志ん朝のProfile

●Profile
芸名:古今亭志ん朝(ここんてい しんちょう)
本名:美濃部 強次
生年月日:1938年3月10日
没年月日:2001年10月1日(63歳没)
出身地:東京都文京区

●芸歴・受賞歴
1957年2月/古今亭志ん生に入門。前座名「朝太」
1959年/二ツ目昇進
1962年/真打昇進。三代目「古今亭志ん朝」を襲名
1996年/落語協会副会長に就任
2001年/芸術選奨文部科学大臣賞受賞
2001年/死去

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古今亭志ん朝の修行時代・芸風・ライバル


落語名人会(15)

古今亭志ん朝が影響を受けた人物その芸風と魅力ライバルに関してご紹介。

落語の修行

修行

噺の構えは桂文楽、そにに林家正蔵、三遊亭圓生、古今亭志ん生、三木のり平

志ん朝は若い頃、当時黒門町の師匠と呼ばれた八代目桂文楽に傾倒していました。徹底してつくり込んだ緻密な落語が文楽の芸風です。志ん朝の落語もその路線が基本。ただし文楽からは一席も教わってはいません。

当時、落語を覚えるには、教えてくれる師匠と相対しての稽古が基本でした。志ん朝は八代目林家正蔵のところへ二年通って落語の基本を覚えたそうです。

父親である志ん生は人に稽古をつけるのはあまり好きではなかったので、相対しての稽古は数えるほど。志ん朝は父親に「袖でおれがやってる高座を聴いて覚えるんだよ」と言われていました。

もっとも「親父の落語は毎回自分の気持ちでどんどん喋る、英語でいうとブロークンだから、真似してもしょうがない」と後年、志ん朝が語っています。

六代目三遊亭圓生も志ん朝の落語を形作った人のひとり。そして、もうひとり、喜劇役者の三木のり平にも大きな影響を受けています。

志ん朝は自分の落語の高座を芝居の舞台と捉え、そこに舞台の背景や登場人物を配し、これまでになかった立体的な動きや仕草の演出を編み出しているのですが、これがまさにその影響です。

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芸風と魅力

青空

明るい。五月の晴れた風景のように明るい

「いかにも若旦那然とした気風のいい江戸前の男」。そんなルックスでも観客を魅了した古今亭志ん朝。

その落語は江戸前」「歯切れ良く、明るくさわやか」「独特のスピード感、リズム感」「色気と気品と、いろいろな言葉で表されているなかで、落語プロデューサーの京須偕充は次のように言い表しています。

これに勝る形容を読んだことがないので、ここでご紹介させていただきます。

明るい。五月の晴れた風景のように明るい。底抜けにおめでたいわけではなく、緑陰の小暗い冷気もあるが、カラッとして透明度が高い。明るくて朗らかで、だが慎みを知る声。これも江戸の、旧東京の、何と言っても東の落語の、あらまほしき音声である。いやみなくしあわせを恵むトーン。高過ぎず低過ぎず、細めでも太めでもないその声。だが、中音中声に小さくまとまっているのではなく、実に伸びやかで張れば通る。(中略)
そういう声なので、当然のことながら音に芯がある。核がある。だから、ことさらに大声を出さずとも、爆笑の渦を貫いて通る。

またイラストレーターの山藤章二は、立川談志を“冬”、志ん朝を“春”にたとえ、志ん朝の落語を「仕事上のいざこざも、人間関係のすったもんだも、ふと忘れさせてくれる春宵一刻値千金の気配」と表現しています。

志ん朝の落語は、それまでの落語にはなかったスピード感も魅力です。「いまの若い人たちの会話のテンポに合わせるとこうなる」と志ん朝は語っています。

NHKの連続テレビドラマ『若い季節』でも役者たちの間でスピーディな会話が展開されていました。1950〜60年代の小津安二郎監督の映画を観ても、若い人たちの会話はスピーディにポンポン弾んでいます。いわば、時代を反映したスピード感であったのでしょう。

また志ん朝に落語を教えた当時六十代であった林家正蔵師匠も喋り方が早かったそうです。その影響もあったものと思われます。

江戸落語に華麗な新風を吹き込みながらも、誰からも好かれる正統派としてのその芸風は、驚くべきことに三十代前半にはもう完成していました。

その芸風は、志ん朝以降の落語家たちにも大きな影響を与え続けています。

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志ん朝と談志のライバル関係

喧嘩

正統の志ん朝、異端の談志

志ん朝について語るときに、立川談志との関係は避けて通れません。

談志も若くして実力・人気を兼ね備えた落語家で、二ツ目時代からテレビ、ラジオでも大活躍していました。入門は談志のほうが先。でも、真打昇進で三十六人抜きした志ん朝に抜かれてしまう。

談志はプライドの塊のような落語家。志ん朝が上手いということは認めるが、志ん生の息子で優遇されたということは許せない。

二人の中でこんな会話があったといわれています。
談志「おい、志ん朝、真打断れ」
志ん朝「いや、あにさん、おれはみんな抜いたと思ってるよ」

真打披露興行の五十日間、トリの志ん朝は毎日ネタを変えました。毎日駆けつけてくれるお客のため。

もうひとつ、談志を含めた何人もの先輩を飛び超えての大抜擢なので「楽屋を納得させるため」と思い定めての五十題披露であったと思われます。

一方の立川談志、自分の真打披露興行ではどうしたか。五十日間『品川心中』と『黄金の大黒』の二題を交互に演っただけでした。談志の意地を感じないわけにはいきません。

落語協会の分裂騒動を経て、談志は協会を離れて「落語立川流」を起こし、独自路線を行きます。

落語界を見渡して、自分以外で認める落語家は志ん朝だけで「いま、落語を自分で金払って聴くとしたら志ん朝しかいねえな」と語っています。

後年、二人で飲んだ席でこんな会話が交わされています。

談志「志ん生になれよ(親の名跡を継げよ)」
志ん朝あにさん、口上を言ってくれるかい」
談志「喜んで言うよ。だけど、もう少し上手くなれよ」

談志「なぜ(落語協会の)会長にならないんだよ」
志ん朝「だって、円歌さんが譲らないんだもの」
談志「とりゃいいじゃないか」
志ん朝「そうはいかないよ」

若旦那と風雲児、二人の性格と関係性が良くわかる、まるで落語のような会話ではないでしょうか。

▶立川談志の本「これが最期の“まくら”と“ごたく”」

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古今亭志ん朝の十八番の演目


落語名人会(14)

テレビ、ラジオの出演もあって一気に全国の人気者に躍り出た志ん朝。四十代以降は落語に重点を置き、数多くの独演会やホール落語に出演し続けました。

ここではそういった落語会で口演回数の多かった演目をご紹介します。志ん朝ご自身が好きで、また観客からも求められていた演目といえるのではないでしょうか。

公演回数の多い演目一覧

明烏、愛宕山、幾代餅、井戸の茶碗、居残り佐平次、鰻の幇間、厩火事、大山詣、お化け長屋、お見立て、お若伊之助、火焔太鼓、火事息子、刀屋(おせつ徳三郎)、岸柳島、首提灯、黄金餅、三年目、三枚起請、品川心中、芝浜、酢豆腐、粗忽の使者、大工調べ、試し酒、茶巾、付き馬、搗屋幸兵衛、唐茄子屋政談、富久、二番煎じ、抜け雀、寝床、化物使い、干物箱、船徳、文違い、坊主の遊び、宿屋の富、柳田格之進、夢金

古今亭志ん朝の十八番のなかからいくつかをご紹介。

❶『明烏』

真面目で堅物の息子、時次郎の将来を心配した大店おおだなの主人、日向屋半兵衛。なんとかしようと町内の遊び人源兵衛に頼んで、時次郎を騙して吉原へ連れて行ってもらう。

一晩、信心でお祈りをするものと思い込んでいた時次郎だが、ついにここは吉原だと気づき、帰してくれと泣き叫ぶ。

そして翌朝、遊び人の源兵衛が恐る恐る部屋に訪ねていくと泣き叫んでたのがどこ吹く風、逆に帰りたくないとうそぶくのであった。

▶『明烏』のあらすじ、詳しくはこちらをご覧ください。

騙されてついてきたが、ついにここが吉原だと気づいた時次郎、そのあまりの驚きと恐怖に、笑いが爆発。

時次郎が店のおばさんに両脇を抱えられて花魁の待つ部屋へ連れていかれるシーン、志ん朝が背を反らして顔をマイクから離したのだろうと思われますが、声がスーッとフェードアウト。

聴いているだけでその様子が目に浮かびます。上手いなあ。

ラスト「花魁、足であたしのことぎゅっと押えているんですもの」「苦しくって…」というせつない吐息まじりの時次郎。なんともセクシーです。

さらに「なぜ昨夜ゆんべのうちから、そういう了見ならねえの」と本気で怒る源兵衛が、爆笑のダメ押し!

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❷『火焔太鼓』

つまらない古道具を仕入れてばかりで、さっぱり売れない貧乏な道具や。今日もまた亭主が汚い太鼓を仕入れてきた。店先で小僧にはたきをかけさせたところ、なぜか太鼓の音が鳴り、それを通りかかった駕籠かごのなかで殿様が聞きつけた。

その家来に太鼓を屋敷に持ってくるように言われた道具やの亭主。女房にさんざん脅かされて、ビクビクしながら、お屋敷へ。

実は太鼓は火焔太鼓という名器だで結局「三百両」という甚兵衛が思いもよらない高値で売れてしまった。

▶『火焔太鼓』のあらすじ、詳しくはこちらをご覧ください。

トントントンと進むそのテンポの良さに、口跡の歯切れの良さ。志ん朝落語ならではの快感を味わえる一席。

侍から金を受け取った道具やの亭主が「は〜五十両」「へ〜五十両」と心拍数を上げ、噺は一気にラストスパートへ。

亭主は三百両で売れたということを信じられない女房に「ほら、どうだ、五十両だ」と金を出す。ここで女房が息を呑み、テンポ良く進んできた噺が、一瞬時を止める。

「あら、まあ」という女房の驚きの声で、噺がリスタート。

志ん朝の落語を聴くことの楽しさがこの一瞬に凝縮されているかのような、見事な間。素晴らしい!

女房は無能な亭主を悪しざまに言いながらも、温かくいつくしむような様子も見せて微笑ましいですよ。

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❸『愛宕山(あたごやま)』

金と暇を持て余した若旦那が幇間たいこもちの一八と繁蔵を連れて京都見物。今日は芸舞妓も引き連れて愛宕山へ登山と洒落込む。慣れない山道に苦しむ一八。途中の茶屋で弁当にしようと先行した若旦那が待っていた。

若旦那はここで谷間にしつらえた的の輪に土器かわらけ(皿)を投げ込む遊びに興じる。やがてそれに飽きた若旦那は土器かわらけの代わりになんと小判を三十枚も投げ込む。

谷底の小判は拾った者にやる、と若旦那が言うので、一八は谷底に飛び込む決意をしてしまう。。。

▶『愛宕山』のあらすじ、詳しくはこちらをご覧ください。

幇間たいこもちの一八の調子の良さと奮闘ぶりが聴く者にも乗り移ってしまう、迫力たっぷりの臨場感にあふれた一席。超一流の技術に、気力・体力も揃って初めて成立しているということが、聴いていてビンビン伝わってきます。

山登りなど朝飯前だと、幇間らしく鼻歌を歌いながら快調に登る一八が、次第に疲れてきて、やがて息も絶え絶え。聴いているだけなのにこっちも足が重くなってきた!

谷底から這い上がろうと着物を裂いて縄をない、先端に石を巻き付けたその縄を高い竹にひっかけて、よいしょ、よいしょと懸命に引っ張るシーン。聴いているこちらの下腹にも力が入る。

よーし、一息だ。がんばれ、一八!

ツ・ツ・ツ・ツ・ツツツツ〜っ、いよっ、ドン、と若旦那の前まで一気に上がってきた。やったあ! 一八、あんた、すごいよ!

谷底をうろつく狼が怖い一八。

「狼はよいしょが効かないからな。おや、おーさん、って言っても喜ばない」と、このギャグには笑った。

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古今亭志ん朝のオススメCD、DVD、出版物

古今亭志ん朝のCDやDVD、出版物をご紹介します。全集や単発のCDを含めると、とにかく膨大な量があります。

落語CDを沢山聞きたい人はレンタルがお薦め

CD作品

古今亭志ん朝のCDです。

【全集】古今亭志ん朝 大須演芸場

古今亭志ん朝 大須演芸場[CDブック]

CD30枚+愛蔵本(96P)という大ボリュームにして集大成。名古屋にある大須演芸場。客入りが悪くても落語を愛する席亭(オーナー)が必死に寄席を守る姿に感銘を受けた志ん朝が、演芸場のちからになるために独演会を開催。

地方の会場でも気合十分。それでいて自由にしなやかに演じる古今亭志ん朝の気持ちの入った高座の数々。

『藁人形』や『中村仲蔵』など、初CD化された演目やマクラもたっぷり含めて全部で59席が聴ける納得の高座を収めたCDBOX。

◆「古今亭志ん朝 大須演芸場」内容
【演目】
井戸の茶碗、試し酒、搗屋幸兵衛、今戸の狐、三方一両損、寝床、明烏、夢金、浜野矩随、紙入れ、化け物使い、大工調べ、文七元結、干物箱、二番煎じ、蒟蒻問答、三年目、錦の袈裟、黄金餅、時そば、柳田格之進、碁どろ、妾馬、坊主の遊び、お若伊之助、火焔太鼓、藁人形、強情灸、付き馬、水屋の富、四段目、首提灯、お化け長屋、厩火事、お見立て、そば清、富久、宗珉の滝、唐茄子屋政談、へっつい幽霊、中村仲蔵、品川心中、粗忽の使者、蔵前駕籠、火事息子、王子の狐、締め込み、あくび指南、子別れ上・下、宿屋の富、崇徳院、ぞろぞろ、芝浜、風呂敷、五人廻し、抜け雀、もう半分、替り目、居残り佐平次
※初版特典 愛宕山、宮戸川・予約特典 酢豆腐、風呂敷(別テイク)
【愛蔵本】大須演芸場の席亭、一緒に大須の独演会に出演した芸人たちのインタビュー他、独演会鑑賞ルポや当時の新聞記事、演目解説も収録。
【全集】古今亭志ん朝 二朝会 CDブック

古今亭志ん朝 二朝会 CDブック

CD16枚+愛蔵本(96P)という大ボリューム。1969年〜74年にかけて五代目春風亭柳朝と古今亭志ん朝によって開催された伝説の「二朝会」の音源を収録したもの。全30席中の28席が初音源化。

30代の勢いに乗ったた志ん朝の息遣いが聞こえる納得のCD全集。

◆「古今亭志ん朝 二朝会」内容
【演目】
三枚起請、夢金、試し酒、搗屋幸兵衛、お直し、蛙茶番、黄金餅、文違い、火事息子、妾馬、大山詣り、駒長、子は鎹、五人廻し、二番煎じ、狸賽、らくだ、甲府い、鰻の幇間、幾代餅、疝気の虫、稽古屋、酢豆腐、唐茄子屋政談、三人無筆、禁酒番屋、締め込み、紺屋高尾、崇徳院、ちきり伊勢屋(上)
【愛蔵本】高座を見ていた落語家たちや柳朝・志ん朝を知る関係者へのインタビュー他、当時の落語界の模様、演目解説など。
【CD1枚から購入】落語名人会 古今亭志ん朝(1〜20)

落語名人会 (1) 古今亭志ん朝(1) 「明烏」「船徳」

落語の名人と呼ばれる人たちの高座を収めた企画ものCDシリーズ。全集ではなくCD1枚から購入できるタイプなので気軽に聴くことができます。志ん朝さんは第一弾を飾り、各落語家の中でももっとも多い20弾まで発売されています。

内容は40代の油の乗り切った古今亭志ん朝の高座を収録したものであり、好きな演目を気軽に聴くことができます。

◆「落語名人会 古今亭志ん朝」内容
①明烏、船徳 ②居残り佐平次、雛鍔 ③愛宕山、宿屋の富 ④文七元結 ⑤お直し ⑥芝浜、百川 ⑦大山詣り、粗忽の使者 ⑧真田小僧、駒長 ⑨井戸の茶碗、今戸の狐 ⑩三軒茶屋、羽織の遊び ⑪佃祭、搗屋幸兵衛 ⑫代脈、蔵前駕籠 ⑬お直し ⑭柳田格之進、干物箱 ⑮付き馬、三年目 ⑯お化長屋、子別れ下 ⑰富久 ⑱二番煎じ、お茶汲み ⑲祟徳院、御慶 ⑳堀の内、化物使い

DVD作品(映像)

古今亭志ん朝の映像作品です。

落語研究会 古今亭志ん朝全集(上・下)

落語研究会 古今亭志ん朝 全集 上 [DVD]

CDもいいけどやっぱり映像をたっぷり観たい。そう思うファンの方に送るDVD全集。上・下巻が発売されており全部で44席収録。内容はTBS「落語研究会」での73年〜98年までの映像を8枚のDVDに収録し、さらに丁寧な解説書付の豪華BOXセットです。

何度でも見返すことのできる志ん朝の高座をお楽しみください。

【落語研究会 古今亭志ん朝全集(上)】
●演目
/文七元結、火焔太鼓、五人廻し、百年目、二番煎じ、ぬけ雀、四段目、大工調べ、宿屋の富、浜野矩随、愛宕山、酢豆腐、三方一両損、寝床、鰻の幇間、夢金、大山詣り、子別れ・下、品川心中、反魂香、口入屋、井戸の茶碗
●特典/『豪華解説本・写真付(60P)演目解説&【思い出の古今亭志ん朝】前島達男(元マネージャー)、足立秀夫(大須演芸場)、柳家小三治、山本文郎

【落語研究会 古今亭志ん朝全集(上)】
●演目/火焔太鼓、五人廻し、抜け雀、船徳、厩火事、芝浜、黄金餅、三枚起請、宋珉の滝、居残り左平時、今戸の狐、お若伊之助、つき馬、締め込み、お直し、冨久、もう半分、文違い、搗屋幸兵衛、化物使い、柳田格之進、唐茄子屋政談
●特典/『豪華解説本写真付(80P)』演目解説&【思い出の古今亭志ん朝】山田洋次、立川談志、永六輔、久米宏 他

CD&DVD作品(映像)

古今亭志ん朝の音源&映像作品のコラボ作品です。

「志ん朝三十四席 DVD全8枚+CD全5枚

落語家となり期待を一身に受けた1964年(26歳)から誰もが認める名人までに上り詰めた円熟期までの高座を収録したCD&DVDのコラボ版。内容はNHKに残された音源と映像を集めたもの。

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【CD】替り目、干物箱、お化け長屋、船徳、明烏、あくび指南、花見の仇討、鰻の幇間、品川心中、大工調べ、抜け雀(インタビュー付)

出版物


世の中ついでに生きてたい (河出文庫)

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