身長180cm。スポーツマンでガタイがよくイケメン。アディーレのCMでもお馴染みの昔昔亭A太郎(44歳)さん。
落語家でおそらく初とも思われる名前にアルファベットが入った珍しい落語家。
実は、A太郎という変わった名前をもらう時、師匠から英語のエイだといわれ、勝手に「英」だと思ってたが、師匠から「ばか!アルファベットの「A」だ」といわれたそう。その名前を聴いて親は泣いていた。。
地方に行くと昔昔亭も読めないし、A太郎という名前で落語家と思われないので、実はちょっと不満(笑)。
率直にこの世界になったら人気者になりたい。面白いと思われたいと語るそんな昔昔亭A太郎さんの経歴・評判・お薦め演目をご紹介します。
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昔昔亭A太郎のプロフィールと経歴
▼落語家になるまで落語家になった後
- 2000年に駒澤大学卒業後、お笑い好きのためバラエティ番組を作りたいとの思いから、テレビ番組制作会社に入社する。
- 放送作家にもなりたくなりスクールに通うが、人にかくより自分で書いて自分でやったほうが早いと思い、その中で落語家を目指す。
- 寄席に通い、色んな落語家を見てみた時、昔々亭桃太郎のブラックユーモア溢れる新作落語に衝撃をうける。
- 27歳の時、浅草演芸ホールで出待ちをして、尊敬していた昔々亭桃太郎師匠に入門を志願。気合をいれるためスキンヘッドでいくと「用心棒みたいだな。じゃあ入れてやる」とあっさり入門が決まる。
- 2006年2月に昔々亭桃太郎に入門。名前は「昔昔亭A太郎」と英語の入った名前をつけられた。
- 前座時代に瀧川鯉八、春風亭昇々、笑福亭羽光とともに新作落語の会「ねじまわしの会」を開催。前座時代に落語会を開くのは当時もタブーだった。
- 2011年4月に二ツ目に昇進。落語芸術協会若手二ツ目ユニット「成金」メンバーを結成し大人気に。
- 2015年/第一回渋谷らくご特別賞「奇妙な二つ目賞」
- 2016年の夏から冬に落語家としての自信がもてなくなり、うつ状態になり実家に帰って引きこもる。師匠の電話もでなかったが破門にはされなかった。そのとき滝川鯉八と春風亭昇々が実家までやってきて励ましてくれた。
- 2021年5月上席より三遊亭小笑、春風亭昇吉、笑福亭羽光とともに真打昇進
▼昔昔亭A太郎のエピソード集
- 前座になって半年たった時、「勝手に押さえつけられたと思って、イライラがすごかった」という理由で、髪形をアフロヘアにして楽屋に現れた。
- 師匠は放任主義で稽古をつけてくれない。
- 芸名にアルファベットが入る落語家としては初めての真打ち昇進
- 「成金」の名前はA太郎が発案した。
- スポーツマンでサッカー、野球、ラグビー、アメフトなどの部活をやっていた。
- 高座で「撮影タイム」を設けて観客に写真を撮ってもらうようにしている。SNS等のアップも可。
- 2021年よりアディーレ法律事務所の落語CMで世間の認知度も上がった。
- 実は人見知りでパーティーとかでも、なかなか話しかけれないで隅っこにいるタイプ。
- 元々新作落語に興味があったが、最近は古典落語、新作落語の半分ずつを高座にかけている。
- 新作落語オンリーでやりたいと思っていたが、自分の実力では新作落語だけで行くのは難しかった。
昔昔亭A太郎の落語会に行ってきた!
2021年9月1日(水)、新橋にある内幸町ホールで開かれた「柳昇の孫弟子たち」へ行ってきました。
三者の個性を楽しむ三様の新作
2003年に亡くなった五代目春風亭柳昇は、新作派の大御所。なので、弟子、さらに孫弟子にも新作派の落語家が多い。今回出演の三人はその孫弟子たち。
落語家の個性が存分に発揮される新作との出会いは、いつも楽しいです。
瀧川鯉八さんの「おはぎちゃん」、春風亭昇々の「待ちわびて」、ゲストの鯉八さんの師匠、瀧川鯉昇『粗忽の釘〜ロザリオバージョン〜』のあらすじ&感想はリンクをクリック!!
▼公演情報
◯出演者:春風亭昇々、瀧川鯉八、昔昔亭A太郎、瀧川鯉昇
◯開催日:9月1日(水)
◯開演:18:30〜
◯料金:全席指定3,300円
◯会場:内幸町ホール(キャパ188席)
▼プログラム内容
〈1〉春風亭昇々『待ちわびて』
〈2〉瀧川鯉八『おはぎちゃん』
〈3〉昔昔亭A太郎『迷答』
〈4〉瀧川鯉昇『粗忽の釘〜ロザリオバージョン〜』
新作落語『迷答』
▲内容は私の聴いたもの違いますが公式YouTubeに上がってました。
落語家がインタビューに答える様子を描くワンシーンの落語。
落語家が顔を向けた先には見えないインタビュアーがいるものの、言葉は発しない。落語家がうんうんとうなずく様子からいま質問されているのだなとわかる。
落語家の答えには必ず落語家らしい、尾ひれが付いていてインタビュアーと客を笑わせる、という展開。
インタビュアーの架空の聞こえない質問に、落語家が答える。
「そんな話あんの?」
「国の宝なんかになりたくないねぇ」
仕舞には「落語家だから歌はいいって」と言いながら、中島みゆきの『時代』をやや調子はずれな歌いっぷりでワンコーラス堂々披露。
「あ~、こんなインタビュー受けてみたい」でサゲ。
インタビュアーが言葉のない質問を発している間は、無言の間なので「間・語り・間・語り」 → 「緊張・緩和・緊張・緩和」という故桂枝雀の言うところの笑いのメカニズムが自動的につくられてしまうという、すご〜く秀逸な設定にびっくり!
落語家の答えには
「やっぱり麦かなあ」「やっぱり半ズボンかなあ」
というのもあり、どんな質問なのか、観客としては急いでアタマを捻らざるを得ないものもあり、なんだかゲームのような緊張感を味わえる落語でもあったwww
インタビューの途中で観客の撮影もオッケーな撮影タイムもありましたよ。
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昔昔亭A太郎のYouTube
昔昔亭A太郎さんも落語家で流行りのYouTubeをやってくれてます。おそらくコロナの時期でやもえず時間ができてしまったためだと思われます。
▼どんな内容か?
- 落語の稽古風景の自撮り動画
たらちね、子ほめ、あたま山、紙入れ、もう半分、真田小僧、井戸の茶碗、芝浜、文七元結など40ほど。もちろんお得意の新作落語もあります。 - 自身の公演についてお知らせや日常の動画
自身の真打披露公演について、飼い猫とのふれあい
ということで、上記の動画の内容の内容は↓
新作落語『ウサギとカメとアリとキリギリス?』
童話をもとにしたお噺。カメに負けたウサギは、妻ウサギより怒られる。
妻ウサギ〉なんで競争なんかしたの?カメと競争したって勝てば大人げないって言われる。負ければ馬鹿にされる。ハイリスク・ノーリターンじゃない!
亭主ウサギ〉だって、ウサギってやつは可愛いって言われてますが、メスが可愛いのはいいけど、オスが可愛いと言われるのはどうなんですかねぇ?みたいなことグチグチいってくるからさあ。。。
妻ウサギ〉まったく、カチカチ山のときもそうだったじゃない。タヌキも悪いよそりゃあ。でも話し合いで解決できないんだって言われたじゃない。火をつけたりして、やっぱウサギは凶暴だなって言われて。。バツとしてうさぎ跳びしなさい。
亭主ウサギ〉やだよ。足腰に悪いし。
そんな説教をしてると、どこからともなくある男がやってくる。
「ダンナ、その気持わかるよ」
そう、アリとの勝負に負けてひもじい思いをした“キリギリス”だった。。。
この詳細はYouTubeを見てみてください。
アディーレのCMでお馴染み
2021年5月6日(木)より弁護士法人アディーレ法律事務所のCMが、全国で放映開始されました。
法律事務所は敷居が高い、相談方法がわからないなど中々、一般人が相談しがたい雰囲気を解消するためにもCMを制作したそう。
- 撮影場所/新宿末広亭
- 出演者/昔昔亭A太郎(真打)
- CM内容/身近がよろしいようでシリーズ『過払い金』『債務整理』『B型肝炎給付金』計3作品
- A太郎さんの感想/普段から高座に上がらさせてっている、新宿末廣亭での撮影だったので緊張しないかと思ったのですが、大所帯の撮影に緊張してしまった。
ちなみに初めて聴いた人の感想は芳しく。。。なかったかも。。
ディレクターの指示かもしれませんが、確かに初めて聞いたときは棒読み感はありました。
昔昔亭A太郎さんのスケジュール
昔昔亭A太郎さんはスケジュールを簡単に確認できるのがチケットぴあ。とにかく即完するのでこまめにチェック!
また昔昔亭A太郎さんは充実したHPをもっているので、そこにも詳細なスケジュールが記載されています。
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春風亭一之輔、柳家喬太郎、桃月庵白酒、
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