【解説】寄席「浅草演芸ホール」の料金・チケット購入・スケジュール

浅草演芸ホール 寄席&演芸場情報
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1964年オープンの浅草演芸ホールは、都内に4軒ある定席落語寄席の一つです。

落語を中心に漫才や講談、紙切りや太神楽などバラエティに富んだプログラム構成で1日中演芸を楽しむことができます。

客席数は1階239席・2階101席の合計340席で、都内にある寄席の中では最大規模

浅草の歓楽街の中心にあるので、他の寄席より観光客の来館が多い寄席です。都内でもっとも気軽な雰囲気の寄席、それが浅草演芸ホールです。

もうひとつ、浅草演芸ホールの大きな特徴は、昼の部、夜の部のプログラム時間が長い、したがって出演者も多いということです。昼の部のスタートは11時40分。

午前中から笑わせてくれる寄席は、都内でもここだけですww

浅草演芸ホール HPTwitter

浅草演芸ホールの特徴
  • 1年365日無休
  • 1日の公演には昼の部・夜の部があります。
  • プログラムの時間が長く、出演者も多い。
  • 毎月10日毎に出演者&プログラムが変更されます。
  • 毎月1〜30日まで通常興行。各月31日がある日は特別興開催。
  • 通常興行は昼・夜の部通してチケット1枚で丸1日鑑賞OK!チケットは当日窓口で購入
  • 特別興行は前売り券あり
  • 飲食可能&飲食持込可能
  • 途中入場・退席可能ですが再入場不可
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寄席のプログラムについて

211124射手座落語会正蔵・生志・喬太郎浅草寺

寄席の基本形態から開催時間、マナーなどの基本情報について記載しています。

ちなみに春風亭一之輔さんの浅草演芸ホール紹介動画はコチラ

プログラムについて

プログラムは、「1ヶ月が10日毎の3区分」「1日を昼・夜公演の2区分」に分けて営業しています。これが原則です。

❶1ヶ月のスケジュールは3つに分かれる
1〜10日が「上席」、11〜20日が「中席」、21〜30日が「下席」

❷出演者は上席・中席・下席毎に変更
落語協会と落語芸術協会の所属芸人が交互に出演します。各席の期間中は基本同じ出演者の出演。「プログラム」は「番組」「芝居」とも呼ばれます。

昼の部と夜の部がある1日2回公演
1日の公演は「昼の部」「夜の部」で分かれていて1日2回公演になっています。分かれてはいますが、チケットは通常興行の場合、1日通し券です。つまり、昼から夜まで1日9時間以上楽しむことができます。

浅草演芸ホールの場合、昼の部の始まりが11時40分、夜の部の終わりが21時。まさに演芸漬けの1日を過ごせます。

▼営業期間まとめ
[上席]1〜10日の昼の部・夜の部
[中席]11〜20日の昼の部・夜の部
[下席]21〜30日の昼の部・夜の部
各月の31日

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通常興行と特別興行について

定席落語寄席では、興行が「通常興行」と真打昇進披露興行などの「特別興行」に区分けされています。それぞれプログラム内容、チケット代、開催時間が違います。毎月31日の特別興行では「余一会」が開かれます。

通常興行・特別興行の開催時間早見表
●通常興行(毎月1〜30日)
昼の部:11:40~16:30
夜の部:16:40~20:40
●特別興行(各月31日)
※興行内容によって変更あり

演芸場のマナー

  • 座席指定はありませんので入場後、好きな席に座ることができます。
  • 飲食ができます。食事をしながら、ドリンクを飲みながら聞くことができます。なんとコロナ前にはアルコールを飲むこともできました。ちなみに浅草演芸ホール内に売店があり、弁当や飲み物、お菓子からお土産、酒類まで揃ってます。飲食持ち込み可です。
  • 途中入場・退席も自由にできますが再入場はできません。もちろん入場・退席は演者の人が変わる時などに行うのがいいと思います。
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チケット購入について

チケット

チケットの値段、購入方法について詳しく解説します。

通常興行の場合

  • 昼の部と夜の部は1日通し券なので、チケット1枚で昼から夜まで1日中楽しめます
  • 当日に入場券を窓口で購入して入場します。事前予約は不可。
  • 場内に座席指定はありません。好きな席で見る事ができます。
  • 特別興行や長期休暇・正月などの連休時期や人気や話題の芸人が出演する場合などでは満席で入れないこともありますが、通常興行の場合、とくに平日に入れないということは少ないようです。

〈チケット販売時間〉通常興行は当日11:00より現地窓口にて販売。

通常公演の料金
  通常 特別興行
18時以降夜割
19時以降夜割
大人 3,000 円 3,500 円 2,500 円 2,000 円
学生 2,500 円 3,000 円 2,000 円 1,500 円
子供 1,500 円 2,000 円 1,500 円 1,500 円

※子供は4歳以上。※特別公演は年末年始含みます。※夜割のチケットは、当日の夜割が始まる時間より販売を開始いたします。※10名様以上の場合団体割引があります。

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特別興行の場合

特別興行は開催される落語会によって料金が異なります。ただ値段的には通常興行とそう変わらないので安心して行くことができると思います。

特別興行の場合も当日券となります。ただ興行により様々なので詳しくは浅草演芸ホールへのお問い合わせか公式Twitterなどの情報を見ることがおすすめです。

浅草演芸ホールの混み具合

●いつまでに行けばいい?

休日や長期休み、特別興行で混む場合もあります。満員の場合もあるので余裕を持って開演の一時間前ぐらいに行ったほうがベター。通常興行はのチケットは当日11:00より販売。通常混雑してない平日は並ぶ必要はないと思います。

●チケットが売りきれる場合はある?

入場券は窓口販売&予約不可なので、休日や人気の演者が出演する興行の場合、満席になり、入場できない場合もあります。立ち見券が発売される場合もあり。

●事前に調べる方法ってある?

一番いいのはツイッターヤフーのリアルタイム検索で調べることです。

Twitterでは「浅草演芸ホール 並ぶ」や「浅草演芸ホール チケット」などを検索し、最新のタブでみれば、今日行ったお客さんや今、チケットを買おうと並んでいるなどまさにリアルタイムの情報を得られます。

▼例えばこんなかんじで

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浅草演芸ホールのマメ情報

プチ情報
  • 1階には売店があり、酒類も販売している。また自動販売機もある。
  • 基本落語家1人の持ち時間は約15分。トリの落語家は約30分。
  • 正月には初詣で浅草寺きた観光客が寄席にも殺到する。
  • 売店には落語のCDや書籍。さらに「笑点」グッズも販売。
  • 演者は変更なる場合が頻繁にあり、代演情報は前日の夕方に公式Twitterで告知しています。目当ての演者の出演について、ぜひチェックしたいものです。
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寄席の公演内容について

一例として2023年2月2日〈上席〉の寄席と2023年1月31日に開催される特別興行の内容です。どんな感じなのか、下記のように落語あり、漫才あり、奇術ありとバラエティにとんだ構成となっています。

スケジュールについては公式HPでチェック

2023年2月2日の「昼の部・夜の部」通常公演

....昼の部・夜の部
●【昼の部】11:40〜16:30(開場11:00)
●【夜の部】16:40〜20:40(開場16:00)
●料金:(当日券・昼夜共)大人3,000円、学生2,500円、小人2,000円
●発売:当日11:00より浅草演芸ホール窓口で販売

昼の部〈11:40〜16:30〉
11:40 落語瀧川鯉白
12:00 音曲桂小すみ、落語立川吉幸落語桂幸丸、漫談ナオユキ
13:00 講談神田紫、落語三遊亭圓雀、漫才おせつときょうた、講談三笑亭可風
14:00 落語春風亭柳橋、紙切り林家今丸、落語三笑亭夢太朗
15:00  お仲入り   落語昔昔亭A太郎、コントコントD51、落語桂米福、落語春雨や雷蔵、曲芸ボンボンブラザ-ス
16:00 落語三笑亭茶楽
夜の部〈16:40〜20:40〉
16:40 落語春風亭昇咲
17:00 ウクレレ漫談ぴろき、落語柳亭小痴楽、落語桂伸衛門、漫才ナイツ
18:00 落語笑福亭羽光、落語立川談幸、マジックきょうこ、落語昔昔亭桃太郎
19:00  お仲入り  活動写真弁士坂本頼光、漫談ねづっち、落語春風亭昇也落語三遊亭遊雀
20:00 曲芸丸一 小助&小時、落語春風亭昇々
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2023年1月31日特別興行「四代目桂三木助二十三回忌追善興行」

各月の31日がある日に開催されるのが「特別興行」です。特別公演は通常公演と違って昼の部と夜の部でチケットが違います。昼・夜通してみるためには昼の部と夜の部のそれぞれのチケットを購入してください。

また料金も開催時間もその興行内容によって違いますので詳しくはHPでご確認ください。

....昼の部・夜の部「初代林家三平追善興行」
●【昼の部】11:40〜16:10(開場11:00)
●【夜の部】16:30〜20:30(開場16:00)
●料金:大人3,500円、学生3,000円・小人2,000円
●発売:浅草演芸ホール窓口で販売

▶落語のチケット情報をチェック

昼の部のプログラム内容

昼の部のプログラム〈11:40〜16:10〉
落語林家木りん、落語三遊亭司、落語柳家さん福、落語初音家左橋、マジックアサダ二世、落語柳家はん治、落語柳亭左龍、漫談ホ-ムランたにし、落語春風亭正朝、落語蝶花楼桃花、漫才おしどり、落語林家しん平、落語柳亭市馬 お仲入り 落語林家木久蔵、紙切り林家楽一、落語柳家小ゑん、落語春風亭小朝、漫才ロケット団、落語桂三木助

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今さら聞けないQ&A

.Q. 開演前に並んだりしますか?
.A. 休日は早めに行ったほうがベター。通常混雑してない平日は並ぶ必要はないと思います。長期休みや特別興行で混む場合もあります。

.Q. 入場券が満席で買えないことけっこうありますか?
.A. 休日や人気の落語家が出演する興行で、満席の場合もあります。

.Q. いつでも入場&退席できますか?
.A. オッケーです。再入場は禁止。

.Q. 飲食は可能?
.A. これもオッケーです。コロナ禍につき変わる場合があり。

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.Q. 小さい子供を連れてっても大丈夫?
.A. 子供連れの人を時々見かけます。言うことを聞ける年齢、またはおとなしくしていられるお子さんであれば大丈夫です。

.Q. 落語初心者なのですが楽しめますか?
.A. 落語に詳しくない観光客の方もいますし全然大丈夫です。落語独特の古い言葉が出てくるので多少は古い言葉とか江戸時代の風俗に興味があったほうがいいとは思いますが、一度好きになればすぐ慣れてしまえるのが落語です。

.Q. 寝てる人とかいますか?
.A. 寝てる方もちらほらいます。いびきをかく人は気をつけて寝ましょうw

.Q. クレカとかQRコード決済に対応してますか?
.A. 現金払いのみだと思います。

会場までのアクセス

●住所:東京都台東区浅草1丁目43-12
●東武・メトロ・都営浅草駅「6番出口」より徒歩7分

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