『あたま山』落語のあらすじ(オチも)をわかりやすく紹介!

あたまやま 落語の演目あらすじ
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初心者のために落語のあらすじをご紹介!

数ある落語のなかでもシュールさという点においては上位ランクインが間違いない「あたま山」。落語にはこんなおかしな話もあるんだという、驚きに満ちた演目です。

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『あたま山』のあらすじと感想

“桜の木が生えたケチ兵衛のあたまの上で、花見客がどんちゃんさわぎ”

.滑稽. .シュール.

簡単なあらすじ

その名の通りケチのケチ兵衛が、花見にやってきた。さくらんぼが地べたに落ちていたのを見つけ、腹が減ったと、すべて拾って食べてしまった。翌朝、どうもあたまが痛い。それもそのはず、ケチ兵衛のあたまから桜の木の芽が生え、もったいないからとそのままにしておいたら、みるみるうちに大きな桜の木へと成長してしまう。

近所の人たちはそれをみて大喜び。ケチ兵衛のあたまの上で、花見酒でどんちゃんさわぎ。花見客のケンカも起こってやかましいことこの上ない。ケチ兵衛はこれではたまらないと桜の木を引っこ抜く。これでもう一安心。。。

その安心はつかの間でしかなかった。桜を抜いたあたまに穴があき、そこに雨水がたまって大きな池になったのだ。鮒、なまず、鯉に泥鰌。池で魚が育つ。すると今度は近所の人たちが船を出して魚釣りを始めた。芸者を連れた屋形船も出て、またしても大賑わい。

もう我慢できない。こんな不幸がつづくなら死んだほうがマシと、ケチ兵衛は自分の頭にできた池に身を投げて死んでしまう。

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落語好きの視点

あたまの上で花見や釣りで大賑わい。短いながら、とても良くできたシュールで不思議な噺です。
ラスト、ケチ兵衛が自分のあたまに身を投げて死んでしまう、シュールかつブラックなエンディングではなんとも言えない余韻が残ります。

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