『たがや』落語のあらすじ(オチも)をわかりやすく解説!

たがや 落語の演目あらすじ
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初心者のために古典落語のあらすじをご紹介!

今回ご紹介する演目は『たがや』。傍若無人な侍と庶民がもめ、決闘に発展する噺。

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『たがや』のあらすじと感想

たが屋

嫌なやつだけど知恵者

.人情.

簡単なあらすじ

両国橋は花火大会の見物人で身動きがとれないほど。そこにお供を連れて侍が馬に乗ってやってきた。

歩くのも困難なのによりによって馬で来るとは。でも侍はそんな庶民の気持ちなどこれっぽっちも意に介さない。

そんな時、たが屋(オケなどを作る職人)の男が、人混みに揉まれて持ってた道具箱を落としてしまった。

すると中にはいっていた『たが』という、桶の周りにはめる竹や金属で作った輪っかが、侍が向かって飛んでいきかぶっていた笠を弾き飛ばしてしまう。侍はメロス並みに激怒した。必死に謝るたがや。

それをみた見物人達もなんとかたが屋を許してもらおうと、一緒に侍に謝るのだが決して許そうとはしない。

やがてその態度にたが屋もキレて抗議した。すると、お供の侍がなんと刀を抜いてたが屋に斬りかかってきた。一瞬のことだったが、なんとかかわすたが屋。そしてお供の侍のもってた刀を奪い取って、逆に侍を斬ってしまう。

それをみて今度は主の侍が槍を構えて襲ってくる。ただたが屋は意外と運動神経がいい。その槍をぱっとつかんで侍の身動きを封じた。

侍は槍を諦め手を離し、今度は刀に持ち替えて斬りかかろうとした。と、その持ち替えようとする一瞬のスキに、たが屋がさっき斬りつけた刀を拾い侍に斬りかかる。

侍は斬られ首が天高く飛んだ。見物人たちがそれを見て思わず「すごいあがったあがった!たがーやー(たまや~)」と言ってしまう。

▶古今亭志ん朝の落語集「芝浜/百川」

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