『三遊亭鬼丸』の経歴・評判・家族・ラジオ・病気（癌）を紹介！

落語家にでもなるしかないで落語家になった「三遊亭鬼丸さん」（50歳）

アナウンサーを目指し挫折、大手レストランチェーンに就職して挫折。

その心の中に「どうしょうもなかったら落語家」のスローガンだけあったとのこと。

そして本当にどうしょうもなくなり24歳で三代目三遊亭圓歌さんに弟子入り。

それもたまたま寄席でみて、面白かったから。

こんな鬼丸さんだからか、飾らないトークで今やラジオでも大人気。

そんな三遊亭鬼丸さんの経歴・評判・家族・ラジオ・病気を紹介します。

三遊亭鬼丸の評判

「人生につまずいたら落語家になればいい」と、とにかく消極的な理由から落語家になった人物。
自身の営業努力もあり、二ツ目時代には年収800万円を稼いでいた。
FM NACK5の午後の帯番組「GOGOMONZ」のパーソナリティに抜擢され大人気に。
2022年に前立腺がんの手術を受け、無事に回復。

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柳家さん喬さんのプロフィールと経歴
三遊亭鬼丸のエピソード集

柳家さん喬さんのプロフィールと経歴

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▼落語家になるまで

1972年8月31日に長野県上田市に生まれる。現在50歳。
小学5年生の頃、本を読むのが好きでその中でも落語の噺が書かれている本に夢中になった。
落語家になろうと思ったのは大学入試に失敗した時。浪人は一回までしか許さないと親にいわれ、だめだったら落語家になろうかなと思った。
1991年に東洋大学経営学部経営学科に入学。落研はなんだか気が進まず、ラクロスのサークルに入った。
根っからの喋り好きで就職試験ではアナウンサーの試験を受け続けた。結局アナウンサーにはなれずに、一部上場企業「すかいらーく」に就職に成功。
1年後に激務に耐えられずに会社をやめ、もう落語家ぐらいしかなれないだろうと24歳で落語家になる決心をする。
会社をやめ実家の長野に帰りゴロゴロしてると、母親が「落語家になるならなる、ならないなら就職する。どっちかにしな」と言われ、落語家になるべく東京に帰り寄席にいく。
その寄席で一番おもしろい落語家に弟子入りしようと思い、それが三代目三遊亭圓歌だった。

▶三遊亭鬼丸さんの落語動画

▼落語家になった後

1997年1月に三代目三遊亭圓歌に入門、前座名は｢歌ご」。鈴本演芸場で初高座。
2000年6月に二ツ目昇進、「きん歌」と改名。地元長野県上田市にて600人集め「二つ目昇進披露興行」を行う。
2000年に自身の落語の力を向上させるために、ネタおろしをする年4回の独演会を開くことを決意。これによりレパートリーが増えていった。名前は「名人会」をもじった「タロ人会」。
2002年に若手ユニット「大江戸台風族」を結成。主な春風亭百栄、林家木久蔵（木久扇の息子）など7人。人気になりこの七人がラップで歌った寿限無が「こち亀」のエンディングテーマに採用された。
2010年9月に真打昇進し「鬼丸」を襲名。
2011年にFM NACK5の午後の帯番組「GOGOMONZ」のパーソナリティに抜擢される。
2003年北とぴあ若手落語家選手権奨励賞を受賞。
2006年にさがみはら若手落語家選手権で優勝。
2019年に彩の国落語大賞受賞。
2022年6月に前立腺がんの手術を受け、無事に回復。

▶三遊亭鬼丸さんの落語動画

三遊亭鬼丸のProfile

●Profile
芸名：三遊亭鬼丸（さんゆうていおにまる）
本名：若生晃一
生年月日：1972年8月31日
出身地：長野県上田市
WEB／HP｜Twitter

●芸歴・受賞歴
1997年1月／三代目三遊亭圓歌に入門。前座名「歌ご」。
2000年6月／二ツ目昇進。きん歌となる。
2010年9月／真打昇進
2011年／NACK5でラジオパーソナリティに抜擢
2003年／北とぴあ若手落語家選手権激励賞受賞
2019年／彩の国落語大賞受賞

三遊亭鬼丸のエピソード集

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三遊亭鬼丸さんが落語との出会いなど、興味深いエピソードを紹介します。

三遊亭鬼丸が前立腺がんで手術

三遊亭鬼丸さんががんを発見したのは最先端検査N-NOSEでした。

これは、がんの匂いを嗅ぎ分ける線虫に尿の匂いをかがせ、がんを判定するというもの。

友人が友達がこれで早期癌を発見したといわれ、実際に自分もうけてみることに。

するとなんとD判定がでて、精密検査をするとステージⅡの前立腺がんを発見したというものでした。

▼N-NOSEにまつわる面白エピソード！

検査キットを郵送する前に、週刊文春でこの「N-NOSE」はインチキだとの記事がでて、なんだよと金を捨てるつもりで郵送。

そしたらD判定！

鬼丸さんは「はいはい。中途半端にCとかD判定で濁して、もし見つかったら、ほらあたったと手柄にするんでしょ」と思っていた。

しかし一緒に受けた知り合いに結果どうだったと聞くと『A判定』だったよといわれ、「え⁉A判定でるんだ。。。」と、焦りすぐに病院で精密検査を申し込んだそう。

三遊亭鬼丸の名前の由来

師匠の三代目三遊亭圓歌は弟子に「歌」という言葉をつけるのだが、20名以上も弟子がいること＆桂歌丸さんも弟子に「歌」をつけるので、名前の候補がなくなった。

なので面倒くさかったのか、自分で考えろといわれ最初は『歌九』とつけようとした。

理由は『歌九』と『歌丸』を間違えて落語会にこないかなという考えから。

流石に怒られ却下。

結局、過去の落語家の名前を調べてみると『鬼丸』というのを見つけ、これは面白いと師匠にお伺いを立てて了解をえる。

就職はすかいらーく！そして激務の末に逃避行！

大手レストランチェーンの「すかいらーく」に就職したものの、とにかく激務。しかも全く向いてなかった。

店舗での研修をずっとしてたが、あまりの出来なさと忙しさに根を上げ「もう無理だー！」と叫んだら、高校2年生のバイト君に「若生（本名）さん頑張りましょう」励まされた。

▼すかいらーくをやめるキッカケ

出社日の朝起きるとすでに出社時間を過ぎていた。急いで車を飛ばしたが、積み重なる精神的苦痛に途中で引き返し、逃避行動に出てしまった。

無断欠勤をして店長や部長からの留守電が鳴り止まないなか、結局6日目に出社（本人曰く出頭）。

実は会社の規約で無断欠勤7日で懲戒免職にできるのだが、6日目に来てしまったので、逆に店長達が困ったそう。

そして、店長＆部長にどうするのと言われ、「もうどうしょうもないので落語家にでもなろうと思います」といった。

すると店長達は「じゃあ懲戒免職でも良かったじゃん」と明るくいわれた。

三遊亭鬼丸さんの家族

高校生の長女、長男の二児の父親で、現在さいたま市南浦和に家族で住んでいます。

交際を2年経ての2002年に結婚。

▼奥さんとのエピソード
前立腺がんの手術の際に勃起神経という神経を切るか切らないか問題が発生。これを切らないとがん細胞が残ってしまうことがあり、これを切ると勃起はできなくなる。妻に聞くと迷わず「きってください。未練がましいこというな」といわれた。

▼娘さんとのエピソード
手術が終わって帰って来た後に、鬼丸さんの体を心配せずに、それより「テレビの映りが悪いからテレビ買えない？」とテレビの心配をしてた。