『時そば』落語のあらすじ (台本)&面白さをわかりやすく解説!

時そば 落語の演目あらすじ
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初心者のために古典落語のあらすじをご紹介!

今回ご紹介する演目は『時そば』。落語の中でも寿限無とならぶ代表的な噺。内容は単純。お会計をあるトリックを使ってちょろまかす噺。

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『時そば』のあらすじと感想

時そば

“単純なトリック”

.滑稽.

簡単なあらすじ

冬の夜、一人の男が屋台のそばやを呼び止めて、そばを注文する。男は屋台の名前や割り箸、丼、つゆ、細い麺をしきりに褒め、とても旨そうに食べた。

金を払う段階になって、一文銭で十六文払うからと、そばやの両手に一文ずつ数えながら銭を出していく。

ひいふうみいようやあ」。

男はここでそばやに「いま何時なんどきでい」とたずねる。

そばや「時間ですかい?へい、ここのつでい」

男「おう。九つかい。じゃあとお、十一、十二~十六」

払い終わった男は、す~っと去っていった。

これをそばで別の男が見ていた。男の調子の良さに食い逃げでもするのかと見ていたが、ちゃんと金を払っていった。だが、どうも気になる。

何度も自分の指を折って「ひいふうみいよう~」と数えてみて、やっと気づいた。一文少ない。あの野郎、うまくやりやがった。

その男、さっそく次の日に、自分でもやってみようと屋台のそばやを呼び止める。昨日の屋台とは違い、まったくほめるところのないヒドいそばやだったが、肝心なのは勘定をごまかせるかどうかだ。昨日の男と同じように一文銭で払う。

男「ひいふうみいようやあ「いま何時なんどきでい」

そばや「時間ですかい?へい、ようつでい」

男「いつむうななやあ~」

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落語好きの視点

有名な噺だけあって、様々な落語家がいろんなオリジナル演出や改作を演じます。その中でも実際に落語会できいた、笑いどころもたっぷりの桂宮治さんの『時そば』。

いくつかピックアップ!

まずは見どころの、はじめのそばやでそばをすするシーン、これが実に念入り。細かい擬音やノドの動きで、そば一杯分、最後までたっぷり笑わせてくれた。

次の二番目のそばや。「うちは景気いいんで、一見の客は要らない」とやけに強気。屋台の名前は「はずれや」。「歯がズレるほど旨い」の意味らしい。

割り箸はなぜかすでに割れている。しかも左と右が合わない。箸にくっついているネギはもう乾いている。器はまんべんなく欠けてギザギザ。つまり「かけそばです」。

(新型コロナにかけて)そばやはいう「なんだかカラダの具合が悪くて。味覚も嗅覚もダメなんですよ」と。。

客の男がそばを食べるときに奇声を上げる!「ぐわわん~ん!」「ぐをををん!」と何度も奇声をあげながら、固くてまずいそばと格闘するように食べる。まるで怪獣との闘い。
「お客さん、喬太郎師匠のファンですか(喬太郎さんがウルトラマン好きにかけて)」。汗を吹き出させて、奇っ怪な擬音を叫びながらそばに挑む男に、大爆笑。

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